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GOENプランニング ノッツェ高知サロン

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Ep.10 健康管理

入院

 高知県の梅雨は、時として洪水に警戒しなければならないほどの大雨を伴ってしまいます。雨の日を好む人は少ないでしょうが、この時期を和ませてくれる『あじさいの花』を嫌う人はたぶんいないと思います。先日もサンピア高知さんのフロントに何色ものあじさいの花が生けられており、「紫陽花ってえいねぇ」とフロントの岩佐さんと話をしたことでした。

 先の大雨洪水警報が発令されていた時、実は私は入院する羽目となり点滴を打ち続けていたのです。診断は急性腸炎、脱水症。食べ物には最も注意をしなければならないこの時期、いわゆる食あたりをしてしまい4日間も入院していました。

 接客中きりきりと差し込む腹痛。我慢も限界に達し、お客様にはわからないようにトイレへ、そして下痢。その後週末からの展示会やフェアに追われ、薬も飲んだり飲まなかったりの楠瀬の3日目。身体がだるく仕事にならなかった私は、高知県中小企業家同友会で知り合うことのできた【高知いちょう病院】の副院長 高橋謙介先生の「具合が悪いときはいつでもどうぞ・・・」という言葉を思い出し、お昼休みでしたが電話予約し、診察をしていただきました。1本点滴をしていただき、整腸薬と睡眠不足解消のための軽い安定剤をいただき、仕事に戻りました。新規のお客様のご来店にはどうにか間に合いましたが、寒気と共に頭がボーーッとしてきました。が、私はその後別件のミーティングがあったためお客様はスタッフに任せ、予定の写真館へと向かいました。

 内心「やばいなぁ・・・」と感じつつやっとの思いで帰宅し検温をすると、38.2度。鍼灸院の先生に指導していただいている葛湯を作り飲み、30分間の半身浴、梅醤番茶(*1)も飲んでみましたが、39.2度の高熱になってしまいました。レトルトのお粥を食べ、ベッドに横になったものの、翌朝まで7~8回を越える下痢と嘔吐。座薬で一旦熱を下げたもののすぐさま39度の高熱となりました。腹痛もひどく全く眠れぬままようやく朝を迎えた私は、両親の元に電話をかけ病院へと連れていって貰ったのでした。

身体が資本

 その後は言うまでもなく、高知いちょう病院さんの最高の治療を受け、お陰様で徐々に快方に向かいました。

 絶食、そして点滴を受けながら身体の回復と共に色々なことを考えました。
「今日は○日の○曜日、元気だったら今頃○○だったのに・・・」
「今日は29日、明日で6月も終わりだぁ。本音トークの更新を、今月に限って月半ばによくやっていたなぁ」
「でも来週でなくて良かった!来週だったらニューヨークどころじゃなかったし、おまけに入院が週半ばで本当に良かったぁ」
「この病院は患者さんのことを本当によく考え、それを見事に形にし、院長・医師・看護婦・看護士・看護助手さん皆さん心を一つにして医療に対して、真剣に取り組んでいらっしゃるなぁ」
「じたばたしても始まらないし、この際身体を休めろという神様のお告げなのかも !?」
「外食が多く、胃腸もストライキをしたかったのかもしれないなぁ」
「お粥は嫌いじゃないけどいささか勘弁して欲しい気分、でも仕方ない!我慢してきちんと食べて早く元気にならなくっちゃ・・・」等々・・・

 思い出してみると簡単に書けてしまいましたが、これもひとつの私の大切な体験であったと今感じています。失って初めて気づく健康のありがたさ。不明熱という病気で悩み苦しんだ時期がありながらも、忘れかけていた自分に気づきました。

 このトークを読んでいただいているご結婚前あるいはご結婚後の皆さんはもちろん、伝言板で書き込みいただいているブライダルに携わっていらっしゃる、あるいは目指していらっしゃる方につきましても、同様だと思います。自分の目標に向かい必死になってトライすることも必要ですが、休息を取ることも大切な事だと改めて感じました。

 自分の健康管理ができてこそパーフェクトなお仕事や、悔いのない結婚式へとすすんでいけると言えるでしょう。いえ、言えます。

 健康管理=自己管理です。すこやかな心身を築いて参りましょう。

(*1)梅醤番茶
湯飲みに茶さじ1杯ほどの梅醤エキス(健康食品)を入れ、その上から熱い番茶を注ぎ入れます。好みの濃さで美味しく飲め、1杯の梅醤番茶は血行をよくして気分をすっきりさせる健康飲料です。

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