Ep.32 人生設計

千春の結婚

　平成１４年５月１１日、私共スタッフ古味千春が６年間という高校生からのお付き合いに終止符を打ち、川村考史さんと遂に結婚いたしました。
午後３時半よりカトリック中島町教会で挙式後城西館に於き披露宴、その後居酒屋で二次会、三次会はユニオンジャックというスナック、四次会はラーメンを食べたと本人から後日聞き吃驚しました。私も二次会までは参加し幹事さんのサポートもさせて頂きましたが、予想通りの盛り上がりをみせた、若いカップルならではの人生最大の良き日であったと思い出されます。

　披露宴に出席された１７５名様の中から、二次会には４５名様という多数の参加がありました。考史さんが勤める消防署関係の消防士さん達は日頃からの鍛え方も異なるし、お酒も強く“元気だなぁ～”と感じました。新郎新婦のお友達は同級生が殆どであるし、ちょっとした同窓会のような様子も窺えましたが、２２～２３歳という事もありさすがに“若いなぁ～”という印象を持ちました。が、参加者が予想を上回ったという理由はそれだけではないと思いました。
　考史さんと千春のふたりには、人に対しての心配りや優しさ、いたわりや思いやりという現代人には少々欠けているとみられる要素は全く見られず、コンビネーションもピッタリという誰もが羨むカップルだからこそ皆さん方が誘い合い、二次会にも多くのご参加が頂けたのでしょう。

　今後益々よりよい人間関係を築いてほしいと思うと同時に、花嫁衣裳高砂＆くすのせゆみブライダルのスタッフとして、一層頑張っていってほしいと期待しています。
なぜなら結婚式や披露宴を自らコーディネートした過程や思い入れ、当日の心境の変化や、結婚式を終えた後の様々な想い等は経験した者でないと理解できません。そんな自らの経験がお客様の立場を考えた仕事に繋がるでしょうし、的確なアドバイスや接遇も自信を持って出来ることとなるでしょう。

　愛する人の子供を授かる妊娠・出産・子育ても、人間として女性としてこの世に生まれてきた以上必ず経験したいものでしょう。仕事は私達でしっかりサポートしていくので、考史さんとの時間や家庭を大切に、今後の人生設計をしっかり楽しみながら立てていってほしいと願っています。

　川村考史さん、そして川村家の皆さん、今後とも千春を末永～く宜しくお願い申しあげます。

追突事故

　結婚式・新婚旅行を終え幸せを満喫している千春の身に、残念なことに交通事故というハプニングが２６日発生しました。信号待ちをしている千春運転の車に、ノンブレーキ状態の軽トラックが追突。車は大破。助手席に考史さんがいたことは救いだったかもしれませんが、頑丈な考史さんとは裏腹にむち打ち症状と打撲で全治２週間の診断を受けた千春でした。
加害者は７０歳代男性の高齢者でしかも酒酔い運転とのことで、なにへんが心配されています。体調も優れない状態が続いているであろうに「結婚式が終わっていたからまだしも良かったけれど・・・」と、電話口では笑いながら話す千春が不憫でなりませんでした。

　絵に描いたような幸せは、そうは続かないのが人生というものなのでしょうか・・・。順風満帆であってもある日突然にして、起こった事によって予定が狂ってしまったり、不幸のどん底に落ちてしまうということも無くはない話です。
不運は神様からの試練なのかもしれませんが、出来る限り避けたいと思うのは誰しも同じです。
最近多くなった飛行機事故は典型で、乗らなければほぼ絶対に発生しませんが、飛行機に乗らなくとも現代社会に死亡事故は氾濫しています。
千春達のような追突事故もまかり間違えば死亡事故に繋がっていたかもしれません。こういうときこそプラス思考によって救われるのだと思いますが、当事者はそうもいかない辛い時期です。なるべく安静にして、治療に専念して欲しいと思います。

　さて、披露宴の余興では、小柳ルミ子の『瀬戸の花嫁』を『高砂の花嫁』としてスタッフ全員で歌った日から２０日経過しました。
人生は思い通りにはならないこともありますが、持ち前の明るさで、一日も早く元気になることを祈念し、替え歌の披露をさせていただきます。

　　　＊＊＊　高砂の花嫁　＊＊＊

　　　１．みどり　まぶしい　５月の良き日
　　　　　た～くんの元へ　お嫁に行くの
　　　　　若いと　誰もが　心配するけれど
　　　　　愛があるから　大丈夫なの～

　　　　　八反町から　さよならするけど
　　　　　家族の想い出　忘れはしない
　　　　　弟まさみつ　あとは～よろしく
　　　　　父さん母さん　大事にしてね～

　　　２．かわいい　千春の　花嫁姿
　　　　　きれいになって　嫁いでいくの
　　　　　ちょっぴり　寂しい　気持ちでいるけれど
　　　　　たかさ～ごのこと　忘れな～いでね～

　　　　　これから先々　苦労があっても
　　　　　力をあわせて　生きて下さい
　　　　　窪川はよいとこ　明日～も晴れる
　　　　　二人の門出 祝っているわ～

　計画通りにいかないこともあるけれど、人生設計をたて努力し、行動に移すことで何かが始まるのではないでしょうか！？

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