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GOENプランニング ノッツェ高知サロン

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Ep.77 自殺を防ぐをテーマでの講演会で

誘ってくれてありがとう!!

夜10月25日高知城ホールにて、18時より19時40分まで、第44回地域医療講演会がありました。 テーマ『自殺を防ぐ~その理解と対応について~』「高知県の動向と対策」を県健康づくり課の谷聡子氏からのご報告や「自殺の心理的背景」は、日本臨床心理研究所 所長松井紀和氏からのお話、また「ささいなことでもご相談下さい」と、近森病院のソーシャルワーカー檜垣さん、「自殺防止への日常的な取り組み」として、同看護部主任上総さんからいずれもとても勉強になるお話ばかりでした。

 家に帰ってお風呂入って、食事を・・・と思いましたが、ちょっと残しておきたくて、職場に戻ってきました。

 この講演会があることを新聞でチラッと見てはいましたが、 昨日同病院の総看護師長を務めている松永智香氏から偶然教えてもらうことができま した。 彼女は私の小学時代からの同級生。 「智香、誘ってくれてありがとうね~!!」

自殺者1日90人・・・

本全国の自殺者は9年間で3万人。
1日90人ぐらいが毎日亡くなっている・・・というショッキングなお話からスタートしました。
世界の中でも、中国、インド、ロシア、アメリカに次いで5位の日本。
首吊りの次が、飛び降り。交通事故死より3倍多く、男性中高年が多かったとのことですが、近年は年齢もばらつき、中高年の女性も多くなってきている。
しかも無職者、非雇用者の次ぎに自営業者とのことを聴き、私もそのうち一人だぁ~と思うと、他人事には思えませんでした。

 原因も病苦や経済生活問題から、精神障害うつ病が多くなってきたこと。
うつ病の4人に3人は受診せず、突発的に自殺している。
どうしても防げない自殺もあるが、社会全体の力で、予防の可能性もある。
四万十町でモデル事業を行っているというお話。
いのちの大切さを子供の頃から教えていくなど、時間はかかるかもしれないけれど、平成28年までに自殺者20%減を目指したり、自殺対策関係者連絡会も作られ、取り組みが様々な地域、しかも繋がりあっていくことが大切であるとまとめでありました。

巣づくり

がここに書き留めておきたいと思ったのは、その動向と対策のあとにあった自殺の心理的背景(これも凄い分析)をご説明して下さったあとの松井所長のお話 に、精神健康、精神保健対策が必要。それは、安心していられる巣が必要なんだというお話でした。

なぜなら家族や家庭機能が崩壊しつつあり、コミュニケーションのない巣でくらしている人。
表情の見えないメールで、ますます対人関係も築けなくなっているなど、社会的原因もあるとのことですが、本音でコミュニケーションできる巣づくりがあることによって、例えば「死にたい」と思っている人と「死にたくない」と思っている人とのミーティング(クリニック)があることによって、死にたがっていた人が、段々死にたくない・・と変わってくる。
つまり成果が上がってくるという話がありました。

 私はその話しを聴いた時、「結婚したくない」という人と「結婚したい」と思って いる人とのミーティングをするべきだ。そうすれば、結婚したくない・・・という人が段々結婚 したいと変わってくる。そして少しずつ成果も上がってくる・・・と聴き変えていました。

音楽療法がコミュニケーション回復方法に音楽療法があるなど、何かないか何かないかとよく考えているとのことでした。
11月10日のライブパーティーを企画していますが、これは絶対良い結果を出す!!とお答えいただいたようなものですし、私共がこれから取り組んでいこうと思っていることに対し、頑張れ!!と背中を押していただいた気持ちでいっぱいです。

まだまだいっぱい書きたいんですが、今日はこのへんで。

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