Ep.62 アクティブ

新年

　２００５年酉年１月を、皆さまどのようにお迎えになられたことでしょう？

　新年を迎えると“今年は・・・”とか“今年こそは・・・”とテーマや目標を自分なりに掲げたり、多かれ少なかれ新たな気持ちでスタートするでしょうし、昨年はあまり良い年ではなかったなぁ・・・と思う方は、心機一転頑張ろうと奮起されている方もいらっしゃる事と思います。

　 私楠瀬も今年も引き続き、いろんな事柄を前向きに進めていかなければならないなぁ～と考えていました。じわじわと行動に移していくことで、少しずつ気合いも入ってきたな～と感じたり、そんな微妙な１ヶ月がやっと過ぎ去ったなぁという感覚でしたが、特に忙しかったり、体調が悪かった訳でもないのに、本音トークの更新は遅れてしまい、申し訳ございませんでした。

同窓会

　さて、今思えば年明けからしばらく、なんとなくタラタラしていたなぁと思う新年早々１月８日、４年ぶりに短大時代の同窓会がありました。

　「次の担当になっている幹事がなかなか段取らないねぇ・・・」と、友達が経営している歯科で文句を言い合っている時「もうほんなら私がやろうかぁ！？」と口を滑らしてしまったことからはじまった同窓会でした。「全てありんこ（学生時代の呼び名）に任せるき」と言われたものなら、私も徹底的にやってしまう質ということを知っているのか知らないのか、またしても巧く填められてしまったという経過はあったものの、学生時代の友達や先生に再会し、おしゃべりに花を咲かすのは本当に楽しく良いものだと、みんなで口々に言い合ったものでした。往復葉書より、メールで案内すれば楽だし、１年に１～２回でも必ず集まろうと盛り上がった久しぶりの同窓会でした。
　
　高知学園短大幼児教育科１２期生A組４５人中１６名と担任の曽我部先生計１７名で、美味しいお料理をガツガツ遠慮なく食べたり飲んだり、懐かしい昔話をしたり、近況報告をしあったことでしたが、そこで『素晴らしい上等やね～！！』と先生も絶賛することがありました。

　それは４５人中４３人が結婚し、その４３人の殆どが子供を２～３人産んでいるという事実でした。またその中には結婚後私のように離婚した友達もいますが、再婚し幸せな暮らしている友達もいるし、元気で明るく、昔とちっとも変わってないし、みんな本当に若いなぁ～と感じたことでした。

　現在も幼稚園の先生や託児所を経営したり、保育園に勤めたりしている友達も数人いたので現状を聞いてみると、子供は年々減少し、親の子供に対する姿勢もなってないし、子供より親を教育しなければならない時代だと、厳しい意見もありました。後日曽我部先生に面会する為、懐かしい母校に伺った際にも、同様の話となりました。

　「親と子のコミュニケーションがきちんと出来ていないから、今の学生は君たちの頃から比べると、体ばかり大人で、全く中身が整っていない！」と曽我部先生はおっしゃっていました。

　私達の頃は、幼児教育を学んだことで、自らの子育てにも役に立つという一石二鳥の視点があり、必ず子供を産み育てたい！我が子からも直接いろんな事を学び、そして保育に携われる仕事を子育てをしながらでも後々できるのでは・・・と思ったり、様々なことを特に母親と話し合ったりしたことでしたが、今の学生さんはどうなのでしょう？もちろん同様の気持ちで進路を考えている学生さんもいると思うものの、親と進路や人生観（結婚観）について真っ直ぐ向かい合って話し合うことが無くなっているのではないでしょうか・・・。

　子供の減少で幼稚園や保育園も園児獲得で必死であったり、就職もなかなか無い状態と、資格は取得したものの発揮する場所がないという現実に直面すると、希望を断念しなきゃならない無念からなのか、覇気がない若者が多くなってきているのではと推測もされたりします。

柔軟な姿勢

　社会状況が良くなる傾向はほぼ期待できませんが、自分の考えと行動を変えていくことにより、未来を変えることはできるといろんな方々がおっしゃっているように、情報を収集、状況を把握し、柔軟な姿勢で、アクティブに今年も活動してまいりたいと思います。

　例えば、抜本的具体的対策が必要とのことで、高知工科大学の研究センターにも提案させていただいたり、新たに教育活動を組み込んだ計画も立てており、近々このＨＰでもご案内させていただくことになろうと思います。

　皆さまと共に幸せになる為に頑張って参りますので、どうぞ今年一年も【くすのせゆみブライダル】、そして花嫁衣裳高砂を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。