高校生への業界説明

2009年6月10日

今秋11月に結婚式をされたい・・・というカップルの会場やお衣裳選びのお手伝いを、先週は何度となくさせていただいておりましたが、ご新郎さまは昭和60年、ご新婦さまは昭和62年生まれとあり、とてもフレッシュ!!

私の娘が60年生まれですし、62年は息子が生まれた年ですし、我が子と同じ年齢のカップルの、ついにブライダルプロデュースをするような私もそんな歳になってしまったのか・・・と、改めて感じたことでした。

そして7日（日）は、ブライダルを希望している学生がいるので、高岡高校へ行って、是非業界のことを話ししてもらえないか・・・と、高知県専修学校各種学校連合会広報委員会事務局長の川村氏より、突然の依頼。

高知県高等学校卒業生の50%以上が県外に流出している中で、連合会が県内へ若者を残したいという主旨や、職業を知ること、職業教育の向上を図ること、県内進学についての理解を図ることなどを目的として、県内高等学校において、年間30回を超える進路説明会を開催しているとのことを川村氏よりお聴きしているうちに、これは大変じゃないですかぁ～。ホント、何とかしなきゃ!!という気持ちになり、お引き受けいたしました。

4人の高校生は、みんなとても明るく素直で、現在のアルバイトの話や将来のこと、両親や兄弟の仕事や家族関係なども訪ねると、いろいろと率直に話をしてくれました。

特に3年生のK子ちゃんは、大阪の専門学校に行って、サロンかホテルで、そのお店の役に立てるよう、ブライダルコーディネーターになりたい・・・と抱負を語ってくれました。

高校生とは思えない、将来に対してしっかりとしたビジョンを持っていたし、結婚も絶対したい!!と、目を輝かせながら、話してくれる彼女に私は、

「へ～大阪？なぜ大阪？高知じゃダメなの？
お望みどおり、ヘア・メイク、ネイルなど、美容の専門学校で学んだスキルを生かしながら、衣裳に携わりたい・・・ということなら、高知の学校でもいいじゃない!!勉強して、卒業が決まったら、K子ちゃん、あなたのような学生さんなら、私もそうだし、どこからも引っ張りだこだよ!!」

と、ついつい私の個人的感情も交えて、話をしてしまいました。

もうひとりのS子ちゃんは、ご両親が離婚していて、お母さんは既に再婚。もうすぐお父さんも再婚するとのことで、引越し直前の心境や、バイトがとても楽しいし、将来はバイクを買いたい・・・と、夢をいっぱい話してくれました。

ぐれることも無く、素直に育っていることを先輩のK子ちゃんにも誉められていましたし、あ～、ここに来て良かった!!と思いました。

ブライダルのお仕事についても、そこそこさせていただきましたが、本当に大切なのは、どんな方とでも、コミュニケーションがとれること。自分の考えをハッキリ述べることができて、人の話もしっかりと聴くことができることなど、当たり前なんだけれど、当たり前のことが、いかに大切かということも、お話しさせていただいたり、私の方こそ、とても貴重な体験をさせていただいたなぁ～と、つくづく感じながら会社に帰りました。