第24回定時総会記念例会

１００年に一度の経済危機だからこそ、”人の感情を生かす経営”を! ～学び実践し経営危機に挑戦する!!～ をテーマに、高知県中小企業家同友会　第24回定時総会記念例会が開催されました。

中小企業家同友会全国協議会前労働委員長、京都中小企業家同友会相談役、株式会社アドバンス代表取締役の上野修氏を講師に、私たち中小企業が直撃している今こそ、改めて同友会がめざしてきた「人間尊重の経営」の本質とは、企業の社会的役割とは何かについて、共に学び、共に考えるとても良い機会でした。

上野氏は

• 我慢や辛抱ではどうにもならん時代だからこそ、強い意志や執念で決断し、動くことをメシの種にするぐらい行動すること。
• 私たち経営者は、社員に目を向け、常に社員に気を使いながら会社を発展させるために、自分を磨くしかない。
• そのうちなんとかなる・・・ではない。社員を信じ、社員と一緒になって、再生のプロセスを描き、やるんだ!!ということを考えていかなければならない。
• 現状を謙虚に受け止める。後ろは無い。
• 否が応でも開き直り、全てをさらけ出そう。メンツや立場にこだわっていたら、さらけだすことにならない。
• 労使見解を頭で理解するのではなく、心で受け止めていくこと。
• 相手の心を開いて・・・より、自分の心を開け。
• 人を見下げない。人の選り好みをしたり、無いものねだりをしない。色眼鏡でみなければ、魅力ある人材が入ってくる。
• 何かを何とかしたい・・・と思ったら、人に頼って、その人と話をする。頭を下げて、お願いします・・・と、頼まないといけない。
• 仲間同士、人生設計も価値観も違うが、まずは違うぞ?ということを知り合うことだ。
• まずは人間を理解する。あてにされたら愛を感じる。
• 失敗するときは、謙虚さがないんじゃないか・・・。

など、講演を思い出しながら、冷静に考えてみると、当たり前の話ばかりです。でも、その当たり前のことがなかなかできなくて、どうしたものか・・と皆さん講演を聴きに集まってきているのです。

記念講演後の、グループ討論では、もちろん本音で語り、懇親会では新会員の自己紹介もあるなど、エネルギッシュに交流されました。

Cafe de glasu さんで『ソフトクリームエスプレッソ』を食べたあと、goingさんで、中田ヒデプロデュースのスパークリングワイン『Bacio』で乾杯！

ワイワイ楽しく飲みながら、人との繋がりの大切さを改めて感じた一夜でした。

人間だから弱気になるときもあるけれど、ありのままの自分をさらけだしながら、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います^0^