インターンシップ　第2期生

高知県中小企業家同友会のインターシップ統括会にて

写真向かって右から

■濱田瞳（高知女子大学　文化学部　文化学科　２回生）
■西山史代（高知女子大学　文化学部　文化学科　２回生）
■吉田愛（高知女子大学　文化学部　文化学科　3回生）
■門脇信代（高知女子大学　文化学部　文化学科　２回生）

8月16日から29日までの、花嫁衣裳高砂でのインターンシップは今振り返ってみると本当にあっという間の２週間でした。実習は16日から始まるというのに私は8月の初め頃からずっと、楽しみ半分、不安半分の気持ちでいっぱいでした。私は人とコミュニケーションをとることがとても不器用だったので、高砂の社員の方と上手くやっていけるのだろうか、ということがその時の一番の不安でした。でも実際にインターンシップが始まり、社員の方と初めて顔を会わせたとき、皆さん本当に優しい笑顔で私達に接してくれました。
　この高砂で感じたことは毎日いろんな人の笑顔があふれている、ということです。社員の皆さんは朝の朝礼から楽しい話題と笑顔で社内を明るく楽しい雰囲気にしてくれるので、私は毎日の朝礼が大好きでした。また衣裳を見にいらっしゃったお客様も着物やドレスを試着されると満面の笑みで本当に幸せそうでした。そんなお客様の笑顔を見ているだけで私まで幸せな気持ちになりました。あんなに素敵な笑顔を与えたり、引きだしたりすることのできる仕事、接客は本当に素晴らしいと思いました。
　この２週間の実習のなかで私にとって一番大変だったのが営業です。営業先は自分の知人、友人の店でもかまわないといわれたのですが、なかなかリストアップすることができなくて自分の人脈の無さにがっかりしてしまいました。人間関係のつながりの重要性を今回、身をもって感じました。何とか営業をさせてもらえるお店を見つけ、営業の目標だったパンフレットの設置を受け入れてもらえた時は本当に嬉しかったです。仕事をしていく上で今回の営業のようになかなかうまくいかなくて、厳しい面に直面することが沢山あるのだと思います。でもその厳しさ苦しさをこえて何か結果が出せたりやり遂げられた時、ものすごく大きな喜びを感じることができるのだろうと思いました。仕事をするやりがい、働きがいはそういった時に感じられる気持ちではないかと考えるようになりました。
　今回の実習ではインターンシップ先が結婚に関する職場であったので、社長や由美さんに毎日朝礼等で結婚についてのお話を沢山していただきました。私はずっと結婚に関してとても大きな憧れを抱いていました。大好きな人おと結婚をし、子供を産み、お互いに助け合い、協力しあって生活をともにしていくとずっと思ってきました。でも今回結婚に関するお話をきいていくうちに、結婚とはそれだけのことではなく、結婚して子供を産み、育てるということはもっと深いことで、今まで私たちの先祖が行ってきた「命の継承」であるということを教えられました。そして私達もまたその命を継承していく必要があるのだと考えるようになりました。
　２週間という期間は本当にあっという間だったけれど本当に沢山の経験と出会いをさせていただくことができました。時には厳しく指摘してくれたり、笑顔で褒めていただいたり、一生の大切な思い出になりました。今回得たことを今後に必ず活かしていきます。そして皆さんのようにいつも明るく素敵な笑顔でいられる女性になりたいと思います。花嫁衣裳の皆さん、またインターンシップ中に貴重なお話を聞かせてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

自分で言うのも変なのですが、花嫁衣裳高砂でインターンシップを始めた頃と、終わった後の自分自身を比べると、とても成長したと思います。ビジネスマナーや、ブライダル業界の基礎知識、コミュニケーション能力の向上は言うまでもありませんが、私が一番大きく成長したと思う点は、自分の考え方がマイナス思考からプラス思考に変わった点だと思います。
　今まで私は自分のことを、内向的で人見知りをする人間だと思っていました。しかし楠瀬さんに、「西山さんはいつもニコニコしながら話しゆうのに、どこが内向的なが？人見知りしゆうって、自分で思い込んじゅうだけじゃないが？」と言われ驚きました。ずっと自分は人見知りをすると思っていたので、『本当にそうながやろうか？』と色々考えました。家に帰って家族にこの話をしてみると、家族も楠瀬さんと同じ意見で、また驚きました。
　結局私は、自分で自分自身のことを勘違いしていたようです。そして、自分が思っているよりもずっと、周りの人間が私のことを見ていてくれているのだと思い、感動しました。
　それから私は、何かが吹っ切れたような気がして、考え方が明るくなりました。いつもなら暗い方向へ考えてしまいがちだった失敗も、『次に生かして頑張ろう！』と言う風に明るく前向きに考えられるようになりました。
　今回のインターンシップは、就職についての意識を高めるとともに、自分自身を見つめなおす良いきっかけになったと思います。楠瀬さんがおっしゃっていた、「根拠のない自信」の意味が少し分かったような気がします。私はこれから悩んだり迷ったりしても、決してマイナスには考えません。悩みや迷いさえ自分のプラスに変えられると思っています。本当に、ここ高砂でインターンシップを体験できてよかったです。この経験を生かして、残りの大学生活、そして就職活動を乗り切って行きたいと思います。ありがとうございました。

二週間のインターンシップを終え、私はこの実習でたくさんのことを学んだなと思います。高砂での最初の実習の時は不安と緊張で胸がドキドキしました。しかし、由美さんをはじめ従業員の皆さんに温かく迎えられ、私達の不安は一気に消え、和んだ雰囲気で実習がスタートしました。私達の初仕事は接客でした。花嫁さんがドレスを選びに来られ、私達はドレスに合うブーケや小物をつけるお手伝いをさせていただきました。未来のだんな様の横で、ちょっと照れくさそうにドレス姿を見せる時の花嫁さんのあの幸せな笑顔は今でも思い出すと心温まるものです。
　接客をして学んだことは、どんな仕事でもコミュニケーションが大切だということです。私はどちらかと言えば消極的で、今まで相手の目を見て話すことが苦手でした。実習先でも従業員の方に目を合わさず挨拶をしていました。ある日の朝礼で由美さんに「目を見て挨拶ができてない。これじゃこの先社会に出てもやっていけんで。」と注意を受け、はっとしました。今まで無意識のうちに人に対して失礼な態度をとっていたことに気付かされました。次の日から目を見て挨拶をするように心がけ、由美さんからも「そう。それよ!!」と言っていただき、とても嬉しかったです。そして、これから私が必要なのはコミュニケーション力を高めることだと分かりました。インターンシップを通して、私がこれからしなければならないことや、そのヒントを得たと思います。また今までは「結婚…できるかな？」という感じでしたが実習を終えた今は、結婚しようという気になりました。高砂さんで実習できたことはとてもラッキーでした。二週間本当にお世話になりました。ありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。

今回のインターンシップを通して学んだこと、それは人間同士の繋がりがいかに大切かということです。同じ職場の人との繋がり、営業先の人との繋がりなど、仕事をする上で多くの人と関わることが重要となってきます。また、結婚においてもそうです。夫（妻）との繋がり、そして家同士の繋がりも生まれます。私はインターンシップを通じて、結婚に対する考え方が少し変わりました。今までは、結婚とは相手のことが好きだからするものだと思っていました。しかしそれだけでなく、結婚し、家庭を持つということは、自分を生んでくれた両親に対する感謝と、新しい命に対する限りない愛情を感じられる、素晴らしい事だと思いました。
　最後に、高砂は堅苦しさのない、アットホームな雰囲気のとても温かい所でした。私のインターンシップを支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。いつか結婚して、高砂へ衣裳を借りにくるときがあれば、その時はひと回り成長した姿を見せたいです。

インターンシップ生反省会＆おつかれさま会にて。
今週誕生日だった、社員えりかのお祝いも。