GOENプランニング ノッツェ高知サロン
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ししばらくぶりの本音トークになってしまいました。
ついつい日々の忙しさに流され、後回しになっていました。
いや、そうでもなく、何が何でも更新しなきゃ・・・という最初の頃の気持ちではなくなってきてしまっている・・・というのが、これこそ本音ですね(笑)。
これではいけないと思っておりましたので、随分前のことですが、高知結婚応援団員のメーリングリストで【全国結婚研究会議】に関して報告させていただいていたものをまずはUPさせていただいておきましょう。
高知結婚応援団員MLのみなさまへ
2月17日(土)~18日(日)にかけ、東京新宿区にある 日本青年館国際ホールにて開催された【全国結婚研究会議】に参加してまいりました。長文になりましたが、どういったものであったか、この場を借りまして、ご報告させていただきたいと思います。お時間のある時に、ゆっくりとご覧下さい。
まず日本青年館とは、1920年に文部省が認定した公益法人です。そして日本青年館が結婚相談所を開設して26年、全国的な「結婚を考える講座」を開催して20年にもなるとのことです。
(財)日本青年館結婚相談所
今回通算21回目を迎え、【全国結婚研究会議】もリニューアルされ、都会、農村という地域を越え、年代を超え、結婚に対してさまざまな感心に応えるべく、3つのパートにわけての内容。
しかも多様な結婚の時代を知る、人と関わって自分を知る、各地の結婚支援の情報から「若者」「地域」をキーワードに実態を知る・・・そんな会議でした。
参加者は北は北海道、南は九州熊本より、出会いをサポートしている市町村の結婚対策推進担当者、結婚・子育て相談員、JA、まちづくり関係者等、泊まり込みで多くの方々か参加されていました。
▼3日間のスケジュールです。
【2/17(土)】 | |
Part1-A | ワークショップ AM11:00~ 「わたしと出会う、あなたと出会う」(独身者対象ワーク) |
Part2 | 婚談会「結婚」だって“チャレンジ”! 14:00~:講演「結婚はしきたりをこえる」 棚村政行(早稲田大学 大学院法務研究科教授)15:30~:シンポジウム「わたしの結婚“チャレンジ”」 山本ふみこ(ステップ・ファミリー)他、熟年結婚・別居婚・事実 婚など コーディネーター 福沢恵子17:45~:懇親パーティー「津軽三味線演奏」 永村幸治(津軽三味線奏者) |
Part1-B | ワークショップ PM20:00~ 「語る」「聞く」っておもしろい」(独身者対象ワーク) |
【2/18(日)】 | |
Part1-C | ワークショップ am9:00~ 「親しくなれた」実感を持つ」(独身者対象ワーク) |
Part3 | 「若者支援」と「結婚」を考える 10:00~:報告「農村の国際結婚」は今・・・ 若井真木子(ドキュメンタリー映画作家) 矢口晴夫(山形県戸沢村産業振興課長補佐)他12:50~:シンポジウム「わたしの結婚“チャレンジ”」 山本ふみこ(ステップ・ファミリー)他、熟年結婚・別居婚・事実 婚など コーディネーター 福沢恵子13:00~:シンポジウム県行政における結婚支援の現状と課題 ●茨城県:県初の試み「いばらき出会いサポートセンター」の開設 いばらき出会いサポートセンター事務局長 桜庭 信征●奈良県:企業も支援「なら結婚応援団」の成果 こども家庭局 こども家庭課 課長補佐 後藤淳宏●石川県:「しあわせアドバイザー・縁結びist」養成スタート いしかわ子育て応援団・専務理事 谷内 迪子●愛媛県:グリーンツーリズムと出会い事業を結ぶ 愛媛県担い手対策推進室 担い手育成係係長 相原嘉俊15:30~:県談「若者の状況」と「支援」を考える●度山徹:(厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課少子化対策室長)●木本喜美子:(一橋大学大学院社会学研究科教授)●千葉悦子:(福島大学 行政遺作学類教授) |
【2/19(月)】 | |
9:00~ 報告 各地の「結婚支援」活動 ●<新潟県津南町>:町の中国人結婚相談委員の見た独身男性●<長野県千曲市>:事業の見直しで本人の結婚意欲を高める●<福井県越前市>:学生と教師がつくった出会いのイベント●<長野県松本市>:女性の人気を集める「農業体験交流」 |
参19日も、午前中は上記のような各地の結婚支援活動報告がありました。
私共高知結婚応援団の取り組みについても、一昨年この部分で、ご報告させていただいたことでした。
上記の中でも“県行政における結婚支援の現状と課題” について、4県の取り組みを聞き、大変参考になりました。
奈良県には、視察に伺わせていただいてましたので、その後の活動や成果に特に興味津々で聴かせていただきました。
柿本知事の発案「先ず隗から始めよ!」で、自ら県庁内に“シングルクラブ”を設立。
出会いの機会を提供する交流会を開催する事業をしていたが、残念ながら失敗に終わった。
しかし少子化対策の海外先進事例調査研究事業の末、平成17年「なら結婚応援団」事業がスタート。
長期的、或いは前向きな政策で、各県共に成果や効果も出ている。
◎奈良県の成果
私達応援団員→商売繁盛、
独身男女→出会いを与えられ→結婚へ、
県出会いセンター→少子化対策
3者トリプルウインの関係が成立している。
これまでに
・カップル成立数 1319組(4人に1人がカップルに)
・結婚報告数 20組
・ベビー誕生 2組
◎茨城県の成果
・全県的取り組みから来館者・問い合わせ多く、入会者が大幅に増加した。
・ふれあい後の交際組数が倍増した。今後成婚への期待大きい。
・マリッジサポーター活動の感心高く、結婚支援事業も順調に進められている。
・マスコミ報道から「いばらき出会いサポートセンター」の内容が紹介され、付随していた少子化・人口減少社会の問題意識が高まっている。
◎石川県の成果
通算7回のタウンミーティングには317名の男女が参加。
31組のカップルが誕生し、交際進行中。
「縁結びist」の活動の成果としては、把握した範囲で 7組が結婚、4組が婚約、交際中は25組。
きめ細やかな企画とアイデアが、1年目とはいえ、 大きな成果に繋がっている。
◎愛媛県の期待される成果
グリーンツーリズム&出会いの創出は、農業・農村の理解や 婚姻者の増加に繋がり、又地 産地消の推進・地域人口の増加へと期待される。
嫁不足の解消・少子化対策・村おこし・都市と農村の交流にも効果がある。
それぞれに今後の課題はあるものの、積極的に取り組んだ成果や効果は、一目瞭然に現れていました。
詳しくは、資料並びに録音したテープもあります。
ご興味のある方は、お問い合わせ下さい。
で、ここまでは大変私も感動していた訳です。
ところが「若者の状況」と「支援」を考えるの部分では、家族を作ろうと思えるような支援や、社会的構造にメスを入れることが行政の仕事であり、出会いの場を作るのが少子化対策ではない!との厳しいご意見。
何が障害か?何にメスを入れるのか?
若者の希望が、実現できるようになるのが、少子化対策ではないか!!とのことで、なるほど・・・確かに・・・と考えさせられる場面も多くありました。
下記がその代表的なものでした。
長文を読んでいただいて、どうもありがとうございました。
さてさて、我々結婚情報産業も、時代の流れと共にうつり変わってまいりましたが、多様なニーズの中、今後どのような変遷に遂げていくのでしょうね・・・
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