七福神がいる笑いの里仁淀川町・山村自然楽校　しもなの郷(さと)

昔から無病息災・五穀豊穣を願う「七福神信仰」が色濃くあったといわれる吾川郡仁淀川町中津川流域。

国道３３号線から５分入ったところに中津渓谷ゆの森、
ゆの森から１０分程車で走ったところに【山村自然楽校　しもなの郷(さと)】がある。

背伸びをしないで普通でいること。
日常の下名野川を感じてもらうこと。
訪れてくれた人たちに、それぞれのふるさとを思い起こしてもらいたい。
ふるさとを思い出すと、しもなの風景も一緒に浮かんでくる・・・。
「しもなの郷」をそんな場所にしていきたい。
と、「ふるさとしもな」を大切に、暮らし続ける地元の方たちが運営されている【山村自然楽校　しもなの郷】。
HPを見ていると、あたたか～い温もりや安らぎを感じたし、今年はそんな中津川流域のしもなの郷を拠点に、キャンプをしたらいいんじゃないかな～？？？
思い立ったら吉日!!

山本の両親の出身地でもある仁淀川町に、５月の連休４日(水)～５日(木)の二日間、下見も兼ね、のんびりゆっくり楽しんでくるのはどう？と提案!!

山本パパママ即OK!!
「行くことになったでぇ～!!」とおさむに決定報告。

ということで、行ってきました。楽しんできました【しもなの郷】
名付けて”ゆみのしもなの郷日記”

5月4日（水）

朝６時半、弁当作りの為、ゆみ起床。
「弁当の中身は、からあげ、卵焼き、ウインナーと、俺も弁当作り手伝うよ～!!」と、言っていた筈のおさむは、夜中の１時までゲームしていたし、起きる気配全くしない。
当てにせず、寝させてあげようと、ひとりでの弁当づくりを楽しむことに切り替える、ナント心優しい妻のゆみ。

帰ってきたとき、散らかっているのが嫌なゆみは「掃除機をかけ、そこそこ部屋も片付けておきたいし、クーラーや荷物はおさむが車に積んでね!!」と指示。従うおさむ。

約束の時間に遅れないようにと、山本家に急いで向かう。
着くなり「９時になりました」とラジオからのアナウンスに吃驚。
ピッタリ到着した絶妙なタイミングに、大笑いのゆみ＆おさむ。

高いテンションに圧倒されたのか、玄関前に立って待っていた山本パパに、
「荷物も多いし、２台で行こう」と言われる。

引地茶屋でトイレ休憩。
３個入りよもぎ焼きもちを４パック買う。

仁淀川の支流中津川に沿って北進すること１５分。
山村自然楽校　しもなの郷へ到着。

一言挨拶しておこうと立ち寄ると、代表者の中西二三会長が出迎えて下さる。
名刺交換し、１５時頃にはチェックインすることを伝える。

おさむの車１台でここからは上がる。
吾川スカイパークを通りこし、中津明神山へ１１時頃には到着したかなぁ。
２年前の平成２１年５月１０日(日)におさむと初ドライブしたことを懐かしく思い出すゆみ。

「これがカラ!!この下に生えてくるがよ～!!まだ早いね・・・。」
山頂のウドは寒さでまだまだ先。下に降りれば、いたどりやワラビなら取れるとのこと。

どうすればいいか判らない山菜採り初挑戦のゆみは、パパママに素直に教わり従うのみ。
スカイパークへの降り道、陽当たりの良い場所に生えていることを教わる。

おさむ以外の３人はビールで遠慮なく乾杯!!
「かまんよ～」とお茶で乾杯我慢するおさむは、きっと喉から手がでる程、飲みたかったに違いない^^;

昼のビールは効いたらしく、もうお腹いっぱいと言いながらも、よもぎもちを食べるママとゆみ。

「下にオカぁと降りちょくき、ふたりで歩いて採りもって降りてきいゃ～!!」とおさむに言われ、「うん、判った!!」と、パパについていくゆみ。
あるあるいっぱい!!
いたどりを採る。写真を撮る。手に取る。指揮を執る・・・”とる”もいろいろ。忙しい思いをいっぺんに感じたが、メッチャ滅茶面白かった!!この場所覚えたし、毎年来るぞ!!と決めたゆみ。

しもなの郷の帰る途中、良心市でウドを買う。
さっきも買ったのに、合わせて全部で９袋。
山本家は、余程のウド好きなのだろうか？？？
ゆみも負けないぐらいウド大好きなってしまったが、この時は想像もしなかった。。。

しもなの郷に予定通り１５時チェックイン。
施設を中西会長自らが案内して下さる。

木の香りいっぱいの和の客室は、ふとんもキレイで、気持ち良く眠れそうだ。

図書室に輪投げ発見!!
体育館では、バレーボールやバドミントン、卓球、バスケットなど、何でも出来そうだと確認したが、ネットを張らなくてすむし、小学生でもできるドッジボールがいいねぇ～と、GOENキャンプの二日目に、ドッジボール大会を企画することに、おさむと決めた。
いったい何年ぶりだろう・・・。ドッジボールするのって？？？

多目的室の横にNASAプロジェクトの一環として、世界的にも珍しい木星電波吾川観測所があった。
電波が届きやすい位置なのだそう。

その隣に調理実習室や昔懐かしいかまどが!!
昨年安居渓谷でもかまどで炊いたご飯は格別だったし、今回のGOENキャンプでも使わせてもらい、美味しいご飯をいただくことにしよう!!

ひととおり施設見学をしたあと部屋に戻り、４時のお風呂の時間までにはまだ時間があるし、いたどりの皮をパパママと３人で剥ぐ。
おさむは寝転がってテレビで野球観戦。いたどり剥ぎは、興味なさそう。。。

「お風呂の準備もできましたし、宜しかったらどうぞ!!」と、中西会長自ら声を掛けにきてくれた。
時計を見ると、ちょうど４時。
時々咳をしている風邪気味のママは、お風呂はやめちょく～というので、ひとりで行く。
ちょっとぬるかったので、追いだきをしながら、誰もいないお風呂でゆっくり浸かる。
それがむしろ良かったのか、疲れがスッカリ吹き飛んだゆみ。

「ほんなら行こうかね～!!」
飲むぞ食べるぞとなると、腰が軽い山本一族!!

校庭にバーベキューセットを用意してくれていたが、バーナーも構えて下さっていたので、炭おこしも簡単!!あっという間に火がついたので、早速ビールで乾杯!!

サンシャイン本山の高橋宏一さんに注文していた特選嶺北牛。
グラム８８０円の霜降り牛は、口の中でとろける美味しさに皆感動!!
ホルモン・せせり・ウインナーや野菜もひととおり食べたし、ビールも相当飲んだ頃、「ウド焼いて食おうか!!」とパパが言い出し、網の上で焼くことに!!
「じゃあ、私お味噌もらってくる!!」とゆみ。
田楽用の味噌なので、ちょっと甘いが、まぁヨシヨシ!!
「こんな食べ方もあるがや～!!さすが親父や!!」と、器用で物知りの親父に自慢げなおさむ。
「来年は、酢味噌を持参しよう!!」とママ。全員うなずく。
ああ～私は、何て幸せ者なんだろう!!パパママおさむ、みんなだ～い好き!!

暗くなっても外で飲んで騒いでいる私達にライトを用意してくれた中西会長。
至れり尽くせりの心配りに感謝しながらも未だ飲んでいる山本一族だが、さすがに寒くなってきたので、後片付けもそこそこに、部屋に入ることに。

食堂では、子連れのお客様も飲んだり食べたりしていたが、私達が入ると飲兵衛が増えてしまったせいか、すっかり居酒屋状態に変身してしまう。
何やら騒いでいるパパ。どうしたかと思うと、どうやら懐かしい同級生と再会した様子。
一緒に飲むことになり、瓶ビールで乾杯!!

何度乾杯しただろう？そんなことはどうでも良い。
歯を磨くことも忘れ、おさむ＆ゆみ就寝。

5月5日（木）

朝７時半に朝食をお願いしていたので、７時には起きようとするが眠くて眠くて起きられない。。。
おさむと「起きたら散歩しようね～!!」と言っていたのに、ふたりともギリギリまで寝る。

地域のおばちゃん達が作って下さった朝食をいただく。
味噌汁が美味い!!

８時半、あめご釣り名人が約束を忘れずに迎えにきてくれた。

本来なら講習料を支払わなければならないのだろうが、飲みながら交渉成立していたらしく、今回は竿とえさ代１２００円のみで良いとのこと。
何も準備しなくても、地域の方々の指導付き。
嫌になったら止めたらいいし、後片付けの面倒もなくこの値段はとってもお得だ!!

普段は建設会社勤めをしている白ヒゲ生やした釣り名人さんの写真を撮ること忘れていたがあめご釣り名人というより、まるで仙人のような方だった。
仙人が川に糸を垂らすなり、大きなあめごが釣れビビックリ!!
おさむもゆみも全然釣れないのに、さすがやっぱり名人だけあるなぁ～!!

あめごが釣れないので、河原でいたどりを探し始めたゆみ。
あるある。あめごより、こっちの方が面白い!!
あめごは小さいが名人が２匹釣ってくれていたので、全部で３匹。
クーラーに入れ、大事に持って帰る。

川上に上がるとキャンプ場があった。
その間、いたどりを採り続けたし、大きく立派ないたどりがたくさん採れた。
ウドを良心市でまたまた買う。

「お世話になりました。７月は、また宜しくお願いします!!」とお礼をのべ、しもなの郷をあとにする。引地茶屋で、予約していたお土産用のよもぎもちを買う。
帰りに佐川の豚太郎でラーメンを食べて帰る。

山本の実家でわらびといたどりのアク抜きの仕方を習いながら、いたどりの皮剥ぎも手伝う。
やったことなかったアク抜きだが、思っていたより簡単。

教えてもらった通りやってできたし、これからは自分で出来るぞ!!
自信がついたし、本当に良かった!!良かった!!

【まとめ】

“ゆみのしもなの郷日記”を最後まで読んで下さったみなさま、ありがとうございます!!
バーベキュー、よもぎもち、ウドの天ぷら、酢和えなど、美味しいものの食べながら、自然の中で多くの方とふれあい、交流できたこと。
そして夫婦、家族の絆が深められた、いかに有意義な二日間だったか、お判りいただけたと思います。

バツイチになり、ドン底を味わった私ですが、こ～んなに幸せになれるなんて夢にも思ってもみませんでした。

努力した甲斐があり、波長の合う夫と両親に出逢え、
本当に本当に幸せです。

毎年春になったら、必ず一回はこうした機会を作り、
家族と一緒に楽しむ恒例イベントにしようと思ってますし、
バツイチや未婚のみなさん、どうぞあきらめないで、努力して波長の合う人探してみませんか？

だって、苦労の先に、こ～んな幸せがあるのですから!!

GOENプランニングの山本が、責任もってご指導をさせていただきます。

まずはお電話やメールでご相談下さいませ!!

2011年５月９日(月)15:45 山本由美