スタッフ森国も震災のことを書いてますが、昨夕、ホテル日航高知で開催された【東日本大震災支援フォーラム】に主人と出席。
被災者の宮城県議会議長畠山氏と同議員安部氏、並びにいち早く現地視察をされた高野光二郎氏から、報道では語られていないリアルなお話を聴くことができたし、今後の備えなど、数々の貴重なお話を聞いたので、出席できなかった方のためにも、書きとめておきたいと思います。
- 県議自身、ガス・電気・電話のインフラ、何も整わないまま3日間が過ぎた。
- ガソリンや水を求めて並ぶ人は、若くて元気な人のみ。
- 瓦礫やペシャンコになっている車など、×印の判りやすい色のテープが張っているところは、遺体が見つかった箇所。
- 外国人からみて、日本人はモラルが良いと報道されていたが、あれはお世辞。女性の遺体の指輪やネックレスを遺族だと言って奪っていった人もいるし、無事であった家が放火されたり、県議の事務所も実際盗難があった。
- 人命救助などに警察もあたっているため、コソ泥にまで手が回らない。
- ボランティアセンターに登録すれば、すぐに活動もできるし、とても感謝してもらえるが、できれば息の長いボランティアを希望するし、6~8人乗り用など、人を乗せる車を一年ぐらい貸してもらえないだろうか。
- 物資は、民間だと早く届くが、行政を通すとなかなか届いていない。 需要と供給に食い違いがある。何が欲しいか、問い合わせしてほしい。
- 不眠不休で行政も頑張ってくれているが、どうカバーしていくか、その仕組み作りが大事。
- 避難民の8~9割が栄養不足、ビタミン不足だ。
- 一週間に一回の風呂なので、悪臭問題。これからの雨季や夏に向け、衛生面が心配。
- ハードもソフトも限界がある。自然の前では人間は無力だ。
- 想定の上をいく、想定外を考え備えること。
- 地域コミュニティー。これが原点。
- 自分の命は、自分で守る。
- クオリティを上げ、防災教育の強化。
- 公助・自助・共助の輪に、扶助・援助を加えた5つの輪を強化することに尽きるが、後ろを振り返った人が命を落としていたりするし、”津波でんでんこ”の言葉どおり、「てんでに逃げる」ということの教育も大事なのかも
聴くだけでは忘れるので、メモをとっていたから、これだけ書けましたが、私はこの中でまず、自助の領域になりますが、ちょうど地元大川筋の町内会総会が5月20日にあります。
防災の話もあるようですし、地域コミュニティーの重要性を更に感じたので、しっかり交流を図るためにも、主人と参加し、私達に出来ることがあれば、協力する意思をしっかり伝えてきたいと思っています。
みなさんも自分の命、そして、家族の命を守るためにできることを考え、
実践してみて下さいね!!