手作り篠原牧場(仮)見学♡

県の臨時職員をしていた２０歳頃から仲良くさせていただいている親友昌子の夫　篠原精幸さんが、早期退職し、馬を飼う牧場づくりを実家のある佐川でしている・・・という話をおふたりから聴き、好奇心旺盛の私はとても興味を持ちました。

マリアと遊びに行ってもいい？と相談すると、もちろんOKという即返事！！友人のコツも誘い、５/１はお弁当を用意し、遊びに行かせていただきました。

野生の野うさぎがピョコピョコ遊びに来るという話もありましたが、私の想像をはるか超えた、とにかく見事な牧場が出来上がっていて吃驚仰天しました。

なぜなら篠原さんは林業をしていたわけでも建築関係の仕事をしていたわけでもないのに、チェーンソーを買って杉やひのきの大木を切り、段々の石垣を中古のユンボを買って平らにし、しかもその大木の皮をはぎ、木を切り、この馬舎など誰にも手伝ってもらわず、全てひとりで作ったそうなんです。

ユンボで1メートルぐらい深く穴を掘り、そこに柱を立てたそうで、それにはとても苦労した・・・と苦労話も聴かせてもらいました。

壁や屋根もひとつひとつの作業をすべてひとりで行ったそうで「すごいすごい」と、目玉飛び出るぐらい吃驚しながら、見学させていただきました。

馬のほかには、四国犬を２匹飼いたいそうで、四国犬を飼う犬小屋も既に完成していました。

もしかしたら私でも犬小屋ぐらいなら作れるかも・・・と思いましたが、精幸さんはトイレも作ってるし、谷川から水も引き、蛇口をひねれば、水もザアザア出るし、排水溝などもすべて手作り。新たな石垣も完成させ、本当に本当に吃驚でした。

心地よい風が吹く木陰でサラダやおむすびや煮物を食べていただき、途中の道の駅で買った芋餅など食べながらのおしゃべりが本当に楽しく、至福の時を味わいました。

野菜大好きマリアのためにもブロッコリーを持参！！

自然の中で嬉しそうにモグモグ食べたあとは、こんな風に大好きな枝を噛み噛みしながら、一人遊びしているマリアでした♡

お腹も心も満たされたので、みんなでお散歩！！

「ゆみちゃん、スナップえんどう採っていきや～！！それにたまねぎもさくらんぼも～！！」
と、面倒見のいい、気前のいい精幸さんのお言葉に甘え、次々収穫体験もさせていただきました。

広い広い牧場を走り回ったマリアとペコちゃんは、すっかり仲良くなりました。

「また遊びに来させてもらいたい～♡」と早くも二回目の話題と、馬と四国犬が来たら暫時見にくるき～(笑)と最初から最後までそんな話でもちきりでした！！

手作りの鳥小屋がいくつも木々に取り付けられていました。

３年がかりで一生懸命丹精込めて作られた牧場に、将来は子どもたちやご家族で楽しみに来てもらいたい・・・と話す精幸さん。

篠原牧場と呼ばせていただきましたが、正式名称が決まり、看板もできたら、それこそ、あとは馬と四国犬が来るのを待つばかりです。

「入場料とか、ちょっと戴くようにせんが～？」
と尋ねると、
「そんなもんいら～ん」
と精幸さん。

私の子どもが幼いころ一緒に美川スキー場に行き、面倒をよくみてくれたし、若い頃から心優しい精幸さんに感謝したことが過去にありました。

そんな精幸さんが晩年自分の夢に向かって好きなことをしながらも、ひとり娘のお嬢さんをちゃんと嫁がせ、昨年は初孫さんにも恵まれました。
心優しい精幸さんがおじいちゃんになられ、更にあたたかい微笑み♡まるで神様のようでした。

そんな精幸さんのお人柄に心打たれ、身も心も癒され帰宅♡

お礼に何か・・・と考え【そうだ、ハンモックを寄贈しよう】と決めました。
夜、そのことを昌子ちゃんに伝えたら、精幸さん、とても喜んで下さったとのことでした。

品質とか、使い勝手とかは試してみないとわかりませんが、いろんな方々がハンモックで寝転がってくつろいでいらっしゃることを想像しながら、ネットショッピングも楽しみたいと考えています。

篠原精幸さんの夢が叶いますよう、子どもたちの笑顔がたくさん見られますよう、家族の笑い声が牧場に響きわたりますよう祈念しながら【手作り篠原牧場(仮)見学♡】とさせていただきます。

ありがとうございました。