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GOENプランニング ノッツェ高知サロン

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Ep.11 感動する心

ラストサマー

 2000年の夏も今日でおしまいとなりました。ミレニアムと騒いだ今年も3分の2を終え、残すところ4ヶ月ですね。
皆さんにとってこの20世紀最後の夏はいかがでしたでしょうか?

 私楠瀬にとりましては、非常に意義深いと申しますか、ありがたく、たいへんうれしい『夏』でした。まず、7月にニューヨークへブライダルの勉強に行くことができ、数々の勉強をさせていただくことが出来ました。帰国後3日目、あわただしくはあったものの、研修旅行と名乗り親睦を図る2泊3日の社員旅行が本年も無事叶えられました。疲れが出たのか熱が出たこともありましたが今年も【よさこい祭り】に参加でき、20世紀最後に相応しい盛り上がりで大変満足したことでした。8月末には中学3年の娘達陸上部のグループが、地元テレビ局の恒例夏のイベント【歌って走ってキャラバンバン】の決勝大会で見事キャラバン大賞を獲得しました。(ドジな私はビデオの予約設定を間違ったようで、結果だけは知っているものの、9月3日の再放送待ちです)

 当然夏ですので、海や山へ行かれた方も多くいらっしゃるでしょうが、私の場合はお盆休みの1日だけ子供達・母と愛媛県は新居浜のプールに行くことが出来ました。その他3日間の休みは返上(よさこい祭りに参加させて貰っているので当然ですが・・・)で部屋に閉じこもり『高砂新聞』の編集に追われていました。
スタッフにはしっかり休んで頂くことによって、これからもメリハリのある仕事をして貰えるだろうと信じています。

ニューヨーク・常識破壊ツアー

 タイトルが凄いので何なの?とお思いでしょう。これは岡山石山花壇 ザ・マグリット(岡山県岡山市)さんの Great Planning 事業部、スペシャル企画『第3弾』として、本場ニューヨークにて、単なるセミナーではなく一般のツアーでは見ることの出来ない高級ホテルの裏側やパーティーのセッティング風景、予約の取りづらい人気レストランでの昼食や夕食、ウェディングに関する小物の卸屋での買い付け、そしてゴスペルを聴きにハーレムの教会を訪問・・・等々、我々ブライダルに携わる者の、ウェディングの発想を変える為の6泊8日間のツアーでした。北は北海道、南は宮崎県、全国から34名の参加者、そして事業部スタッフの皆さんと共に、わくわくしどうしの旅となりました。

『高砂新聞』にその模様を写真と共に紹介させていただきましたので、ここでは私が帰りの飛行機の中で書いた、【ゴスペル】についての感想をそのまま書き写しましょう。

ゴスペル編

 1日24時間寝る間を惜しみ、見て聞いて身体で感じ、めいっぱいアメリカニューヨークにふれたツアーだった。アメリカ本土は2回目。初回は平成8年にボストンへ。【ジャパンウィーク・日本の祭り】もちろん、よさこい祭りで参加した。その時の観衆の声や笑い顔をなぜか思い出させてくゴスペルについて、今の気持ちを書き残しておきたい。
 今回のツアーの中でかなり感動を受けたハーレムのゴスペル。音楽と色彩の街ブラックハーレム。スラブ化し、決してイエローキャブは足を踏み入れないという危険な街ハーレムが、再開発という言葉のもと、街自体も大きく変わりつつある。そんな街のメインストリート125丁目を中心に100カ所以上の教会があった。ガイドのトミー富田さん曰く「ここにも、そこにも、その横にも、あそこにも、向こうにも教会がある」と言った通り教会だらけであった。日曜日には女性が着飾りお洒落して教会に向かうという言葉につられたかのように何人ものご婦人を目にした。日曜度に各々の教会で力強いゴスペルが歌われ、元気を貰って帰るのだという。
 どれくらいの時間が経過したであろう。1時間か、いや2時間近くをメモリアル・バプチスト・チャーチという教会でゴスペルに心身を奪われていた。英会話は全くわからない私なのに、「頑張りなさいね!そうすればきっと願いは叶うわよ !! 」 と、その歌声は聞こえたのであった。すべてを終え教会を後にする時も、地元の信者さん達と別れの握手を交わした。その時も「頑張って!きっと願いは叶うわ。だって、あなた一生懸命がんばっているじゃない !! 」と、もっと強く感じた。教会を出た私はたとえようのない感動で、涙が一挙にこみ上げてきた。
 元気を貰って帰るとはこういう事なのか !?

「帰りの飛行機の中で眠らない方が時差ボケは早く解消するよ」との岡山石山花壇の羽原社長の言葉に従った方がいいと判断した私は、ならば少しでも印象の濃い時にと書き残した【ゴスペル編】でした。
今回のエピソード、ハーレムのゴスペルもよさこい祭りも共通していました。心を一つにすることで得た感動を両者ともしっかりと分かち合っています。すなわち、

 主催者側と参加者側が一つになるからこそ、生まれるものがあります。
結婚式も招く側と招待される側が一つになる。ご結婚を考えられるお客様と、我々業界側が一つにならなければ理想のウェディングは実現しないのではないでしょうか?
 感動する心をもっともっとお互いに養ってみようではないですか・・・

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