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GOENプランニング ノッツェ高知サロン

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Ep.22 教会式

グアム

 日本全国に飛び火した南国土佐高知ならではのエネルギッシュな【よさこい祭り】に今年は155チームが出場、過去最多であると先日耳にしました。私にとって30歳代最後の参加となるわけですが、若者主体の祭りに変化し、激しい踊りをマスターするには余程の体力・努力・気力が必要となってきました。
今年は例年にない猛暑の中、特に身体の調整に気を配る必要があるようです。

 またこの時期、慰安を兼ねた社員研修旅行に必ずどこかに出かけているのですが、今年は12名でグアムへ行って参りました。
不況の折、海外旅行なんて贅沢で暢気な会社だと思う反面、行ける時に行っておかないと行けなくなって(ああしまった。あの時、いっておけば良かった!)と思うのは嫌だから・・・。と、海外旅行大好き社長最終決断のもと、10日から14日までお休みを頂いたことでした。全員揃って海外に行くのはハワイ・香港・タイ(バンコク)・マレーシア(ペナン島)に続く5回目。日本に最も近いアメリカ・グアムですが、携帯電話は使えないし、日々の仕事から完全に解放され、時間も気にせず遊びまくった4日間でした。
バカちょんカメラで写した割には、メッチャ素敵な傑作とも言えるスナップ写真に我ながら感動しました。ゆみのHOT NEWSで、8月末にはご覧頂く事ができるかと思います。
どうぞお楽しみに!

バージンロード

 先日の7月22日(日)、常日頃お世話になっている和田写真館のご子息和田年晴さんと、杉山紀代さんの結婚式が高知新阪急ホテルのチャペルエトワールにて行われました。
大勢の参列者の祝福を受け、幸せに満ちあふれたおふたりでしたが、途中胸がいっぱいになり、お母様やお姉様同様私までも涙したことでした。
お客様の結婚式で幾度となく経験しているはずなのにと少々驚きましたが、誠に意義深い教会式でした。
グアムでも日航ホテルのチャペルを外からでしたが、見ることが出来ました。そんなに大きくはありませんでしたが、ガラス張りから真っ青な海が見える教会での結婚式もきっとすばらしいに違いないでしょう。海外に憧れ、ふたりだけで・・・とハネムーンを兼ねた海外挙式が増加している昨今ですが、地元の教会でそれぞれのご両親も聖壇に立ち、家族の絆をより深められる式であったし、牧師さんの話す声やまなざしにあたたかで優しい心がこもっていて、海外のチャペルで挙式をするより、むしろずっと良いのではないかと思うほど胸を打つ結婚式でした。

 教会にはカトリック教会とプロテスタント教会がありますが、(社)日本ブライダル事業振興協会が発行しているBIAブライダル用語辞典によると、カトリック教会は《公同の教会という意味。本来キリストの体と言われる教会はすべて一つであるべきで、その本来の意味での教会を指す。しかし、一般には15世紀以来起こった、いわゆるプロテスタント教会に対する語として、伝統的なローマを中心とする教会を指すことが多い。その場合特にローマ・カトリック教会と呼ぶこともある》
プロテスタント教会は、《伝統的なカトリック教会に対してより聖書に直結した簡素な制度信仰生活を志し、16世紀頃から起こったキリスト教のグループ》と記されています。

 結婚式を司る人のことを司式者と言いますが、キリスト教の場合は牧師(プロテスタント)または司祭・神父(カトリック)がこれに当たります。

教会式 式次第(一例です)

  1. 前奏・・・司式者、新郎入場。参列者も両サイド通路より入場
  2. 奏楽(一同起立)・・・ワーグナー「結婚行進曲」が流れる中、新婦は父親(もしくは代理人)と一緒にバージンロードを片足歩きで入場。新郎は新婦父に一礼を交わし、新郎新婦は聖壇前に進む。
  3. 賛美歌・・・全員で頌栄(*1)539番を歌う。
  4. 聖書朗読(一同着席)・・・結婚にふさわしい愛の教えを、司式者が聖書から選び朗読する。
  5. 祈祷・・・司式者が新郎新婦のために祈りを捧げる。
  6. 式辞・・・新しい生活を始める新郎新婦にふさわしいメッセージを捧げる。
  7. 誓約・・・司式者の誓約文でおふたりがそれぞれ復唱する形で「誓約」する。
  8. 指輪の交換・・・愛のあかしとして新郎・新婦の順でお互いの薬指に指輪をはめる。
  9. 祝福の祈祷・・・司式者がふたりの手を合わせその上に手を置き、夫婦になったふたりへ神の祝福があることをお祈りする。
  10. 宣言・・・ふたりは手を解いて参列者に向かい、司式者が夫婦であることを宣言。
  11. 賛美歌(一同起立)・・・全員で賛美歌430番を歌う。
  12. 祝祷・・・新郎新婦と参列者全員に祝福があらんことを司式者がお祈りする。
  13. 奏楽・・・メンデルスゾーンの「結婚行進曲」祝福の拍手の中、新郎新婦退場。参列者退場。

これら式次第は教会によって多少異なりますが、挙式後教会から出てくる新郎新婦にフラワーシャワー(花の香りで周囲を清め、幸せを妬む悪魔から新郎新婦を守るために、花びらをまき祝福すること)やライスシャワー(子孫繁栄の祈りを込め、お米を振りかけ祝福すること)で「おめでとう!」と、よくある祝福のシーンになります。
いずれも実り豊かな人生となるようにと参列者からの【おまじない】なのです。

 ホテル等の常設もしくは仮設のチャペルであれば、真夏や真冬であっても冷暖房が完備されているので全く問題はないですが、本格的な教会堂(礼拝堂)になると、空調施設か整っていない所もあります。暑さ寒さ対策を考えたり、参列者の方々のことも考えると空調施設のない教会にされる場合は、時期を選ぶことが最大の留意点になるでしょう。
挙式料やサービス内容(装花・オルガン演奏・聖歌隊など)も教会により異なります。婚前にカウンセリング(結婚講座)を必ず受けなければならない教会もあります。
また、私のように初婚ではない場合は、受け入れて貰えない教会もあるのでよく確かめて下さい。

 さて、いかがでしたでしょう?
私は神前式の経験はあるものの、教会式の経験はないので、いまひとつ説得力に欠けているのも仕方がないと思ってお許し下さい。
しかし、父親とバージンロードを進む花嫁の気持ちや、フェースベールを上げられる花嫁の気持ちを、いつか経験してみたいなと思っていますよ!

純白のウェディングドレスに身を包み、最愛の彼の元に向かって、
お父様とバージンロードを歩いてみませんか?

(*1)頌栄(しょうえい)
三位(父と子と聖霊)一体の神をたたえる賛美歌。

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