2008全国結婚研究会議

どうなる結婚の未来　　～若者主催の出会い事業の意味と効果～
今年2008年も2月23日（土）～25日（月）の3日間、全国結婚研究会議が、日本青年館主催、日本青年館結婚相談所主管で、開催されました。
この結婚研究会議は、「結婚」と「結婚支援」という視点から、地域の発展、若者への支援、男女の対等な関係、を考えようと、22年前から開催されています。
3日間にわたるこの会議には、どなたでも参加でき、参加者の関心に、できるだけ応えようと、プログラムが3つに分かれています。

パート1、公開結婚相談会～私の希望と課題～
パート2、結婚の未来を予測する
パート3、結婚相談員「自己診断テスト」と結婚支援仕掛け人（座談会）

パート1
公開結婚相談会～私の希望と課題～

「公開結婚相談会」は、都会の30代独身男女パネラー4人から結婚の思いや、抱えている悩みを「公開」していただき、アドバイザー（クリエーター相沢正人氏・ジャーナリスト白河桃子氏）と共に、それらを軸に「結婚が困難な事情」から「困難を乗り越えるポイント」を共有します。

※パネラーの悩み

• 仕事が多忙で出逢いの場に行くことにならない
• 派遣社員という立場上、不安でならない
• 通勤時間が長く、出逢いの場になかなか参加もできない
• 結婚はしたいが、受け入れてもらえなければ傷つくし、傷つくのはいやだ。
  要は自分に自信がない。
• 不細工コンプレックスがある
• 女性がいくつになっても働く時代となったし、働く女性にとって「結婚」はリスク？

※困難を乗り越えるポイント

1. どんなことでも不安材料になる世の中なので、どう、その不安材料を断ち切るかがポイント。
2. 結婚して良かったと思っている人と交流し、良いイメージをもつ。
3. いくつになっても女性も働く時代になったし、旦那様に食べらせてもらう・・・という発想はもたない。
4. 働くモチベーションは女性が高く、必ずしも男性が引っ張っていくではなく、女性が引っ張っていくこともある時代へと変化してきたことを理解する。
5. 職場恋愛から結婚に至るケースは、1994年から減少していることや、積極的に努力しないと、結婚できにくい時代になっているという時代の変化を認識する。
6. 見た目やしぐさで55％は判断されるので、見た目を意識し、努力する。
7. 男性は女心を知るために、女性雑誌を読むなどして、空気を読むことができることがモテルポイント。
8. 女性はよくしゃべるので、聴いてあげる男を演出する。又、どれだけ聞き流せるかもポイント。
9. 男性が年下女性を狙うのが難しい時代なので、目線の変え方も必要。
10. 普通にボ～～っとしていたら、結婚できない時代なので、選択肢を変えることも必要。