GOENプランニング ノッツェ高知サロン
営業時間 10:00~17:00(定休日:火・水)
2000年ミレニアムが・・・と言っていたのもついこの前のように思えてなりませんが、2002年の年の瀬となりました。
いろいろな出来事がありましたが、振り返ってみればアッという間の一年だったように思います。 ともあれ公私ともに充実し、一年元気にやってこれた事に感謝しながら、今年最後の本音トークは来年の抱負でも書こうかと思っていた矢先に、またしてもエピソードが発生してしまいました。
彼のお父様が心不全で緊急入院という事態を知ったのは、25日クリスマスの夜でした。 73歳という高齢でありながら、理容師としてハサミや剃刀をもち、洗髪をしたり掃除をしたり、 一年中で最も忙しい歳末を、息子と二人三脚で乗り越えてきたお父様でした。 42歳の息子であっても、きつい毎日が続いた上に風邪を引き、その風邪もなかなか治らない状態が 続いていたくらいですから、お父様にとっては相当厳しかったのだと思えます。 休日は文字どおり身体をゆっくり休める日であるにも関わらず、コトコトゴトゴト用事をしていたとも聞きました。 50年以上理容師をしてきた、昔気質の職人さんだからなのでしょう。 掛かり付けの病院で、即刻入院という指示を受けたから言ってくるから・・・と店を後にしたお父様は、ひとりで迎えの車に乗って、病院に行ったと知りました。
日中はもちろん夜も毎日予約が入っているし、自分自身も身体がきついし、31日の仕事が終わらないと病院に行くことが出来ないという彼の代わりに、私の母とふたりで翌日病院に出かけました。 ナースステーションのすぐ隣の部屋で、3本の点滴がぶらさがり、しっかり看護されているお父様でしたが、私達が行くととても喜び、笑顔もみせてくれました。
3週間くらいの入院で退院できるでしょうとの医師の説明にホッとしたものの、退院後は 家族が見守り支えてあげなければ、生活はとても困難になることを私なりの言葉も添えて彼に伝えました。
彼の母親も身体が丈夫でない為、夫に対し充分なことはできないでしょうし、今後は息子の彼だけに負担が大きくのし掛かってくることを覚悟しなければならないことも話し合ったことでした。親戚には絶対に言わないでくれというお父様の心理も理解に苦しみますが、彼の兄弟がもう一人いれば、病院に付き添ってあげることもできたであろうに・・・と孤独なお父様がとても気の毒に思えます。
一歩間違えば死に至ってたかもしれないお父様でしたが、食事も進み快復に至っているようなので一安心し、彼も年末最後の仕事に一生懸命の様子です。が、3年程前に私共とも長年のお付き合いのある佐々木美容室の佐々木千鶴子先生が享年81歳でお亡くなりになられた時の事を 思い出しました。
ご主人が亡くなられた一年後にその後を追うように自宅で急逝された佐々木先生でした。 家族は目前に控えた婚礼の仕事や日常の営業もあり、日中は葬儀場でひとりぼっちになっているという事を知り、千鶴子先生には良くして貰ったと恩義を感じている私共の社長は「ひとりで可哀想だから・・・」と千鶴子先生のもとに代わる代わる社員が行くように指示を出しました。私共から葬儀場が歩いて3分という近場だから、それも可能であったのですが、私共の社長の深い優しさを感じました。 今回も緊急入院したことを伝えると、「私も行く」と言うし、彼が行けないのならば、「ゆみが行きなさい!」と指示をする母でした。
黒豆が美味しそうにふっくらと炊けました。お父様に食べてもらう為に今から病院に行きたいと思いますし、昨日作ったおせち料理と共に、彼の実家にも届けたいと思います。
2003年は今年よりももっと厳しい年のようです。が、この黒豆のように、マメにコツコツ歩んでいきたいと思います。
今年一年ありがとうございました。
来年も皆様にとりまして良い年でありますよう、祈念致しております。
貴方がひとりっこの家庭なら、それなりの交友関係を築く努力が必要でしょう。
自分だけの殻に閉じこもってはいませんか?
家族や親戚はもちろん、職場、友人、様々な方との交際を、上手に築いていくことが
自らの幸せにも大きく左右されることをもう一度考えてみてはいががでしょうか・・・。
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